「ホームページの写真は笑顔で」なんて言われますが気持ち悪いので笑いたくありません。
ということで僕はトップ画面の写真は真顔で載せています。
売上が上がればなんでもいいという先生は笑顔の写真をトップ画面の一番最初に載せてください。
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接骨院のホームページ写真は笑顔で
マーケティングを勉強していると写真の使い方についての話が必ず出てきます。
我々のような来店型ビジネスは「どんな人がどんな感じで」仕事をしているかがお客さんにとって気になるポイントなので、写真でイメージしてもらうことはとても大切です。
おおかた「笑顔で」写っている写真が良いとされています。反応率にも影響を与えると言われていて大手コンサルが入ると笑顔で・元気そうに・清潔に、スタッフの顔がよくわかるような写真を使うよう教わるみたいです。
そりゃそうです。仏頂面で元気がなさそうで不潔な様子の顔がよくわからない写真では反応が取れるはずがありません。
考えてみれば当たり前のことを言っています。笑顔のほうがお客さんに与える印象はいいに決まっています。
キモイ笑顔はさらしたくない
でも僕はこう思いました。
「気持ち悪くねえ?」
いや、先に言っておきますね。先生の笑顔が気持ち悪いんじゃなくて自分がニッコリ笑っている顔を世間様にさらしたくねえな、俺の笑顔は気持ち悪いもんな、と思ったわけです。
それからガッツポーズや手のひらを見せるポーズ(いないいないバアのバアの瞬間)も絶対無理。あれも気持ち悪い。やりたくない。
ちなみにうちのかみさんは手のひらを見せるポーズを「友愛」と呼んでいて、このポーズをとる接骨院のホームページを見つけるたびに「友愛されそう」と怯えています。
ホームページを持っていない先生やマーケティングの苦手な先生は他の院を「なんだよ、こいつ気持ち悪いなぁ」と思ったことが一度くらいはあるはずです。
ないですか?なかったら先生は仏さまです。
僕なんかしょっちゅうあります。今は地域の同業のホームページはだいたい覚えたので頻繁に見ることはありませんが、たまに見ると「あいかわらずキモイな」と感心します。
ガッツポーズも絶対無理
笑顔もガッツポーズも友愛もしたくない。自分がやっていることをイメージすると恥ずかしくて外も歩けない。そんなことするくらいなら売上はいらない。
いや、いる。
売上はいる。
でも気持ち悪いことはしたくない。
よし、決めた。
気持ち悪いことせずに売り上げをあげよう。キモイことをしなくてもいけるはずだ。
というわけでホームページは笑顔なしポーズなし。
そのかわり施術についての説明や方針、健康に対する考え方、得意な症状についての解説を他の院よりも詳細に記載することにしました。
笑顔とポーズなしでも意外といける
若干硬く見えるでしょうが真面目に見てくれる人もいるでしょう。それでもう何年も笑顔もポーズもないホームページでやっています。
実際に患者さんにこのことについて聞いてみると
- ガッツポーズ接骨院は行きたくなかった
- 友愛ポーズは宗教みたいで行きたくなかった
- そういう接骨院に行っていると他人に知られたくなかった
という話をされる方もいます。
すしざんまいってポーズありますよね。両手を大きく広げたような。知らない人は調べてみてね。
でもあのポーズは寿司屋さんなら誰しもやるわけではないですよね。ましてや老舗の寿司屋さんはやりませんよね。淡々と寿司を握っているイメージです。
職人気質の寿司屋さんならなおさらです。
寿司屋さんを例にしましたが、他の職種を見てみるのもいいかもしれません。
ガッツポーズはやりたい人がやればいい
一般的に笑顔の反応率が高いようですが、硬い表情でも「真面目そうな印象がいい」という層も一定数いるはずですから先生が患者さんに持ってほしいイメージに近い写真を使ってもいいかもしれません。
逆に
- 今ホームページがあるけど反応が思ったよりも良くない
- 笑顔で売りたい
- ガッツポーズで力強い印象を与えたい
- どう見られているかが全く気にならない
という先生は笑顔でポージングしている写真に替えてみましょう。僕自身は試したことがないですが一般的なマーケティングの考え方からするとこちらが正解らしいです。
僕の印象からすると、若いスタッフが多くてあまり専門性がなく浅く広く集客したい治療院はこのスタイルで打ち出しているように感じます。
僕がそう感じるだけで専門性が高い院でこういったことをされている先生がいたらスミマセン( ゚Д゚)でもなんか変な感じに見えるのはなんでだろう。無理してる感があるからかな。普段あまり見ませんしね、ガッツポーズとか。
写真よりも大切なことを伝えよう
一人治療院で専門性の高い先生は職人気質の寿司屋さんのように無理やり笑顔にせず、語る言葉で勝負していけるのではないだろうかと考えています。
- 笑顔でなくてもいいが顔がはっきりわかる写真
- 施術されるイメージができる写真
- 患者さんにイメージしてもらいたい自分の姿
- 院の方針・考え方
- 専門性・特徴
- 施術法の詳しい説明
これらを記載して他の院との違いを明確にすることで、笑顔ができなくても患者さんに先生のことが伝わります。
一見関係なさそうな先生の趣味や院を開業した経緯などを記載するのも効果があると感じます。
写真も大事ですが文字情報も大切です。写真も文章も両方とも集客に役立ちますが、できないことややりたくないことを無理やりやって中途半端になるよりは力を注げることに集中するのも一つの手です。
両方とも中途半端になっているなと感じている先生は是非試してみて下さいね!少しずつでも改善することが大切です!
どちらにしても反応率や集客の成果の保証はしませんので自己責任で!
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