電気料金見直しの電話があったので色々聞きだして切りました

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電気料金の高騰でお悩みのご家庭や事業所は多いと思います。

そんな中、電気料金の見直したいという欲求につけこんで怪しい営業電話も増えているようです。

今回はちょうど僕もそんな電話を受けたので、怪しい営業電話に真面目に質問して彼らが何をしようとしているか探ってみました。

電気料金見直しの営業電話

今回かかってきた電話は事業者向けの電気料金見直し営業でしたが、内容は「電気が適切に使われているかどうか測定する」から始まりました。

 

以下、営業電話と僕のやりとりです。

営「株式会社〇〇と申しますがオーナー様でしょうか?現在当社では事業者様が適切な容量で電気をお使いになっているか確認させていただいた上で、適切なご提案をいたします。」

僕「そうですか、ではお願いします。安くなるなら適切な提案をしてください。」

営「そういたしましたら担当者を実際に事業所に派遣しますので、ご都合の良い日にちとお時間を伺えますでしょうか。」

僕「ちょっと待ってください。いきなり来られても困るので、適切に使えていなかったらどんな提案をしていただけるのか教えていただけますか?」

営「はい、ではまずお伺いしたいのはオーナー様の事業所は今後数年間の間に移転されるような計画はございませんか?また賃貸ではありませんか?」

僕「そんなことを聞いて電気料金と何の関係があるんですか?長く使用しなければ契約させてもらえないということですか?」

営「そういうわけではないのですが。」

僕「ではお答えできません。質問させてください。電気が適切に使えているかどうかチェックするというお話でしたが、大手電力会社(東電や中電や関電など)からそのような話が来ていません。おたくが独自に行っているのですか?」

営「いえ、私共は大手電気会社から委託されて測定業務を行っております。測定の後、お客様の契約が適切でなかった場合に大手電力会社に報告する形になっております。」

僕「では適切であった場合は何もしない、ということですか?」

営「はい、測定のみとなります。つきましては測定に覗ってもよい日時を決めたいのですが。」

僕「ちょっと待ってください。ではあなた方は測定するだけで乗り換えをさせるとか新しい提案はなさらないということでよろしいですか?」

営「ご提案をさせていただくかどうかは測定後どのようなケースで対応することが適切か当社で検討してからになります。」

僕「さきほど大手電力会社に適切でない旨を報告すると仰いましたが?」

営「大手には報告しますが、ご提案をするかどうかはケースバイケースです。もちろん当社からのご提案に納得いかなければ断っていただいて問題ありません。」

僕「当然です。適切に使用できていなくて大手に報告した場合、大手は何らかの提案をしてくれるということでしょうか?」

営「それは大手の判断次第になります。」

僕「では大手が何も提案をしてこない場合もありえるのですね。わかりました。訪問していただく日時を決める前に御社の業務が適切かどうか、また本当に委託されているかどうかを大手電力会社に確認したいと思います。ご連絡先を伺ってもいいですか?」

営「はい、(電話番号)(社名)(担当者名)」

僕「わかりました。確認が取れ次第、私が必要と思えば連絡させていただきます。では失礼します。」

営「失礼いたします。」

 

電話でわかったこと→まともな会社は電話営業しない

電話の後、ネットでも色々調べてみると、今回の電気料金見直し営業電話で以下のことがわかりました。

  • 同じような営業電話が数多くされている
  • 大手電力会社から委託を受けている(たぶんウソ)
  • 大手電力会社はこういった業者がいることをお客さんに注意喚起している
  • 測定などがある場合、大手はハガキまたは封書で連絡する(電話はしない)
  • こういう業者はやたらと訪問したがる
  • 目的をはっきりと告げない

 

調べてみると電気料金見直し電話は頻発しているようで、詐欺と考えられるケースもあるようです。僕のような物好きな人は営業電話の人と楽しくおしゃべりすればいいのですが、ほとんどの人にとっては迷惑なだけですから、詐欺(まがい)の営業電話は断りましょう。

 

個人情報は教えないようにしましょう

今回の営業電話でもサラっと個人情報(事業者の情報)を聞き出そうとしていました。

今後もその事業所を使うか?賃貸でないか?移転等の予定はないか?などを電話で質問されましたが、事業者の場合でも個人のお宅の場合でも不用意に答えないほうが無難です。

わけのわからない人に個人情報をわざわざ教える必要はありません。色々聞いてくることがありますが、「はい」も「いいえ」も言う必要はありません。

 

営業電話の断り方

営業電話は相手にしてはいけません。営業とわかった時点で切っていいです。即切りです。ガチャ切りです。

もしあなたがすごく優しい人で「いきなり切るなんて申し訳ない」と思ってしまうなら、「必要ありません」とはっきり伝えて切りましょう。

はっきり物を言うことができないのなら「あとでかけ直します」と言って連絡先を聞きましょう。そして聞いた電話番号をネットで調べて下さい。調べればまともな会社かどうか余程わかります。

不安な方や「これは本当の話なのかな?」と思ってしまった人は、大手電力会社の問い合わせ窓口に電話してください。

大手電力会社とは、東京電力、関西電力、中部電力、東北電力、九州電力、中国電力、四国電力、北海道電力、北陸電力、沖縄電力、の10社の事です。

おそらくほとんどのケースで「当社とは関係ありません」みたいなことを言われるはずです。そう言われればあなたがいくら優しくて人の言うことを信用してしまう人でも、もう営業電話に取り合う必要がないことがわかるでしょう。

大切なのは実際に詐欺に遭わないことです。電話を切れば防げます。調べれば防げます。誰かに相談すれば防げます。

検討を祈ります!レッツガチャ切り!

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何年もかけてゆっくり保険中心の接骨院から自費施術中心の接骨院に移行した人です。 自費移行したい接骨院の先生を過去の自分だと思って応援してます。でも基本的に日々のことを書くので普通の人の雑記の日記です。
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