新規の患者さんが知りたいことは「この先生に任せていいだろうか」だけです。
意味のないブログはやめましょう。
接骨院の先生のやりがちな日常生活ブログはいらんよ
僕もかつてやっちゃってたんですが、おっさんの日常ブログ、スミマセン。やめましょう。
ブログとかで集客しようとするとやってしまいがちなオッサンの生態ブログ、しかも院名を出して。
「いやいや!俺はそれで集客できてるぞ!」という先生もいるかもしれませんが、これから集客しようとする先生はやめておきましょう。
せめて、「こんな勉強会行きました」とか「お休みのお知らせ」ばかりの仕事に関連することならいいですが、
「飲み会楽しいで~す」とか「ツーリング行ってきました~」とかばっかりの趣味・日記ブログなら院名は出さずに普通におっさんブログとしてやってください。
なぜか?
新規集客する上で患者さんが知りたいコトは「この先生に自分の身体を任せていいか」「辛い状況をなんとかしてくれそうか」ということ。
誰もおっさんの生態に興味はないわけです。
めちゃくちゃ有名で芸能人みたいな先生ならばプライベートを見せることで人となりを知ってもらって新規集客につながるかもしれません。
でも現実問題ぼくらはオッサンです。
高齢の先生は爺さんです。
若い先生は兄ちゃんです。
普通の男の日常生活を知ってもほとんどの患者さんの役に立ちません。プライベートを見せまくっても「お、この先生は良さそうだ」という決定打には繋がりにくいです。
そんなことなら普通にホームページを充実させたほうが世間の役に立ちます。
おっさんの生態はどうでもいい。誰も興味ないです。
女性の先生の場合は多少プライベートを出してファンをつけることで集客につながるかもしれませんね。接骨院業界は女性少ないですから、それだけで優位なのでブログを活かす手がありそうです。
でも接骨整骨の本流はオッサンだと思います。
オッサンが一生懸命やってるからいいわけですよ。酒飲んでる様子とか釣りに行ってる様子とかを看板背負ったブログに書いても新規の患者さんには響かないって。
人間誰しも自分の世界に生きてますから周りの状況が見えなくなりがちで意味不明の発信をしたくなります。
「いや!そんなことない!世間は俺の飲んでるウイスキーの銘柄が気になるはずだ!」
と思われているそこの先生!
外壁塗装をしようとしたとき職人さん(おっさん)の日常が気になりますか?
ラーメン屋を選ぶとき大将(おっさん)の趣味を決め手にしますか?
魚屋さん(おっさん)が昨日の夜どこでなにを飲んでいたか知りたいですか?
どうでもよくないですか?
新規集客は患者さんの改善のために必要な情報を
僕らが知りたいのは、適正価格できっちり仕事をしてくれる職人さんであり、おいしいラーメンを提供してくれるラーメン屋さんであり、新鮮な魚をおすすめしてくれる魚屋さんですよね。
つまり僕のことを一切知らない普通の人間(患者さん・お客さん)は僕がなにを提供できるかを購入前の最重要決定事項に置いていて、僕の日常生活なんてオマケのオマケのオマケのオマケの・・・・ほとんどどうでもいい情報なんです。
なんならそういう情報は邪魔になるかもしれません。ノイズです。
もちろん看板を出さず趣味ブログなどで情報を発信することは個人の自由なのでやりたい人は存分にやってください。同じ趣味の人が見たり読んだり、知り合いの人が読んだりして役に立ちます。
ただ、新規集客という土俵でやるなら頑張るベクトルが違います。
患者さんは調子の改善を求めているはずですから、そこに合わせて情報発信しましょう。
王道です。つまらないほど王道です。
患者さんは「この先生、私になにをしてくれるんだろう」が最も気になっているのです。
でもどうしても看板を出してブログが書きたかったら、書く内容を限定しましょう。
ボランティア活動や学生の部活に帯同した活動などの報告、勉強会に参加したこと、スタッフの紹介、これくらいならいいと思います。だっておっさんの生活感を出してないから(^^)v
僕はもうやめました
僕も昔、集客につながるだろうと日常的なことをブログに書いていたのですが、今はやめました。
そのときは無料ブログだったのですが、記事を全部消してアカウントも消して、ホームページに集中しました。
ホームページの中のブログは症例や症状について書くこともありますが、おっさんの生態は一切やめましたね(^-^;
(ちなみにこのブログは趣味なのでなんでも書きます。)
やめてみて日常ブログでは一切集客できないのがわかりましたから、わかっただけ無駄じゃなかったと思います。
でも今からやろうとしてる先生、新規患者さん向けに日常発信はやらなくていいですよ。
患者さんが知りたい情報発信だけしてください。
日常は日常、仕事は仕事、って発信することは分けましょうね!
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