接骨院って骨盤矯正ばっかりやってるイメージを世間では持たれています。
でも僕は骨盤矯正をやっていません。
骨盤矯正を売るのは自費移行の近道かもしれませんが、それ以外の道も十分にあると思います。
骨盤矯正は需要がある
どこもかしこも接骨院といえば骨盤矯正をやっています。
なにかの宗教なんじゃないの?
ってくらい骨盤矯正が普及しています。
実際、患者さんからも「骨盤矯正やってますか?」という問い合わせがあります。
たしかにこれだけ市民権を得ている骨盤矯正は売りやすいです。
価格もそれなりに頂けるので自費移行するには便利な手技だと思います。
価格の相場は地域の他の接骨院や整骨院を参考にすればそれなりにわかるはずです。
患者さんから「やってますか?」と問い合わせが自然と入るのですからそれなりに需要もあるということでしょう。
導入すれば確実に売上が上がる手技だと思います。
もし今、一つも自費施術メニューがなく、こだわりがなければ導入してもいいかもしれません。
骨盤矯正はもはや当たりまえ
しかし骨盤矯正を導入するなら一つ気を付けておかないといけないことがあります。
それは「ありきたりな接骨院」になってしまう可能性があるということです。
患者さんから自然と問い合わせが入るくらい市民権を得ている骨盤矯正は、もはや「接骨院ならどこでもやってる」と思われているようなテクニックです。
それぞれの接骨院でやり方は違うにしても名称が一緒なので患者さんからは同じものに見えています。
だから目立ちません。
埋もれてしまいます。
問い合わせを受けるためにまずは周知が必要ですから、埋もれても見つけてもらえるのマーケティングが必要です。
骨盤矯正をやらない決断
僕はやりません。
骨盤矯正は絶対やらない。
なんか、怪しいし。
そもそも骨盤だけ整えりゃなんとかなる的なノリも嫌い。
産後の骨盤矯正も嫌い。
そんなことせんでも骨盤いずれ戻るし。
気のせいみたいなことに金を出させるのキモイし。
てなわけで、いくら簡単に売れるからって僕は骨盤矯正には手は出しません。
埋もれたくもないし、儲かっても売りたくないものは売りたくない。
だから骨盤矯正じゃない自費メニューで勝負してます。
このメニューがコンセプトとも直結しているのでマーケティングも一貫して行っています。
流行りすたりがなくて独自性を打ち出して
メニューとコンセプトとマーケティングが一貫しているので骨盤矯正なんかなくても、もともとが普通の接骨院でも、自費移行ができたと自分では思っています。
世間で流行っているテクニックをメニューに組み込むことは売り上げを上げる対策としてはありだと思います。
でも今度ずっと骨盤矯正が流行り続ける保証はありません。
いつか、
「骨盤矯正?昔そんなのあったなぁ。ほんとは全然効果なかったんだって」
と言われるときが来るかもしれません。
僕はなるべく流行りすたりのないところで勝負したいので、世間で話題になっているものは無視しています。
骨盤矯正、トリガーポイント、筋膜リリースとかですかね。
でもそれらは避けてあえて独自性を打ち出して、誰にも手出しされない場所で競合にさらされずにのほほんとやっていきたい。
別になんでも売上が上げればいいというなら流行りに乗るのは大アリです。
でも流行りに乗らなくっても軸がブレなければ売っていく方法はいくらでもあるし、先生の持ち味を生かして無理なく自費移行も大いに可能だと考えています。
コメントを残す