「LINEpayとpaypayが統合したので公式LINEアカウントのバージョンアップが可能になります」という営業電話がありました。
結局は公式LINEアカウントの装飾業者の営業でpaypay本体は関係ないので、LINEを使ってお客様からの問い合せを受けている店舗ビジネス事業者さんは注意しましょうね。
「paypay事業部」を名乗る業者からの電話
お昼休憩中に営業電話がありました。好きなんですよ僕、営業電話。面白そうなので話を聞いてみることにしました。
営「もしもし、こちらpaypay事業部です。院長先生でいらっしゃいますか?」
僕「はい、私です。」
営「この度、LINEpayとpaypayの統合につきまして、公式LINEアカウントのバージョンアップが可能となりました。院長先生は公式LINEアカウントをお使いですか?」
僕「はい、使っていますよ」
営「ではご説明に直接うかがわせていただきますのでご都合のいいお日にちを教えていただけますか?」
僕「paypayのことなら担当してくれている方がいますのでその人にお願いしますので。」
営「先生、ちょっと待ってください。ご依頼をいただけるなら私にお申し付けください。」
僕「え、paypayの担当さんではダメなんですか?」
営「はい、私にお申し付けください。」
paypayの人じゃなくて結局業者の営業やん
僕「なぜですか?同じpaypayならもともと知っているpaypayの担当の方のが話しやすいですから担当さんに話してみます。」
営「実はですね先生、私はpaypay本体の者ではなくてですね、paypayの事業を扱う者でして、paypayと今回おすすめするサービスは直接関係があるというわけではなくて、、、。」
僕「あー、そういうことなんですね。だから公式LINEアカウントのバージョンアップのことをpaypayの担当さんに話しても意味がわからないということですね。」
営「はい、そういうことです。」
僕「ということはオタクは単なるweb集客系のサービスを売る業者さんで、公式LINEアカウントのバージョンアップをして月額課金制の保守サービス的なものの営業をなされている、と?」
営「はい、そうなります。」
僕「ではpaypayとLINEpayの統合なんていうのは話のキッカケであって特別貴社とは関係ないということですか?」
営「はい、、、。」
LINEpayとpaypay統合は関係なく公式LINEアカウントの装飾営業でした
というわけで営業さんの正体は「公式LINEアカウントを装飾してメンテナンス(月額課金)する業者さん」でした。
ちなみにLINEpayとpaypayは完全に統合されてどちらかがなくなるという意味ではなくて、「LINEpayの中の一つの機能としてpaypayで支払いが可能になる」というものだと発表がありました。
業者さんがはっきりそのへんのことをわかっているかどうかは知りませんが(そこまで突っ込むと長くなるのでやめた)、なにかにつけて理由をひっつけて営業するスタイルはよくあるものです。
この公式LINEアカウント関係の営業は最近特に増えていて、僕のところには患者さんの予約用に使っている公式LINEに業者が友だち登録して営業をかけてくることもあります。
「たくましいなぁ」と感心はしますが、今のところLINEの「返事の自動化」も「特別な装飾や画面の見た目を変えてブランディングすること」もお金をかけてまですることではないと思っているので必要ありません。
個人事業主さんや店舗ビジネスをされている方は今後も公式LINEアカウント関連の営業が増えると思いますが、業者の言いなりにならずに自分の事業やお客さんに必要かどうかしっかり見極めて断るときはスパッと断りましょうね!
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