最近ホームページやLINEや決済の営業電話が多かったですが、久しぶりに「電話機の裏の番号教えてください」という古典のような営業電話があったので記事にしてみます。
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電話機の裏の番号を教えてください。
丁寧な女性の方から
「電話機の裏に白いシールが貼ってございますので、メーカー名と番号をご確認いただけますか?」
と電話がありました。
今回の電話の目的は、今後引き続き使用できる機種かどうかの確認、と話していましたが、そんなことをしていただく義理はありません。
が!
少し時間があったので焦らして遊んでみました。
「ん?んん?これ、かなぁ?シールですか?んんん?裏?型番ですか?」
などと演技していると、
「メーカー名はわかりますか?」
と聞かれたので、「NECです」と答えると
「でしたら今回ご確認の必要のない電話でしたので失礼します」
と切られそうになったので、
「使い続けられなくなったらお電話差し上げますのでそちらの連絡先をお伺いしておいてよろしいですか?」と聞くと、
女「いえ、こちらにお電話していただかなくて大丈夫です」
私「では今回の電話の件も含めてNTTに連絡しておいたほうがよいでしょうか?」
女「いえ、NTTへの連絡も必要ございません」
私「では電話が使えなくなったときはどうすればよいのですか?」
女「お客様は現在お使いのこの電話機はどちらでご準備されましたか?」
私「家電屋さんで買いました」
女「そうなんですね、使えなくなったときは以前と同じ対応をしていただいて問題ありません」
私「どこにも連絡しなくていい、と?」
女「はい」
私「ですよね、わかりました」
女「失礼いたしました」
というやりとりを終えて電話を切りました。
やっぱりビジネス用電話機のリースか?
おそらくですが、こういった電話は家庭用の電話機かビジネス用の電話機か確認して、ビジネス用であればリース契約を勧める営業なのでしょう。
番号を聞けばリースの残り期間がわかるようで、電話してくる業者さんは「次のリースはうちで!」といえる人を探しているのだと思います。
相手が営業を諦めた瞬間はどこ?
今回の電話営業で、電話をしてきた女性が明らかに諦めた瞬間が二つありました。
- 「NECです」と言ったとき
なぜかすぐに切ろうとしたので自分の思っていたメーカーではなかったのでしょう。NECもビジネス用の電話機を販売しているので、乗ってくるかなと思ったのですが、なぜNECで一発KOできたかは謎です。他メーカーなら違う展開だった可能性もあります。
(ちなみにメーカー名はでたらめです。実際にNECを使っているわけではなく適当に答えました)
- 「家電屋さんで買いました」と言ったとき
家電店で自分で買ってきたということは、ビジネスフォンなど使っていないとわかったのでしょう。この人に営業かけても仕方ない、と思ってくれたのでしょう。
電話機の裏の番号を教えてください。の断り方
「電話機の裏の番号を教えてください」という電話があったら、ガチャ切りでいいでしょう。わざわざ教える必要もありません。
相手はあなたのことを知らないので番号を聞いているのです。知っていたら聞いてきません。営業です。何かを販売したいのです。
販売されたいのなら番号を教えて最後まで話を聞いてみてもいいでしょう。
番号を教えなくても何も起こらない
ガチャ切りすることに気が引けるのなら、「必要ないので切りますね」とか「リースする気はないので失礼します」とか優しい一言を添えてもいいかもしれません。
番号を教えても特段あなたに素敵なメリットがあるわけではありません。
逆に番号を教えなくても何も起こりません。
本当に何度も何度もいろいろなところから「電話機の裏の番号を」と電話があって一度も教えていませんが、なーーーんにも起こっていません。
安心して教えずに切りましょう。
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