僕の他にもブログを書いてる柔道整復師っているのかな、って検索してみたらちょびっとだけどいたんですね。
他の人ってどんなこと書いてるんだろうと読んでみたら落ち込みましたね。
廃業するまでの心境を語った柔道整復師ブログ
「柔道整復師のブログってどんなのだろう?」
と検索してみたら、基本的にレセコン会社とは専門学校とかコンサル会社の付属のブログばっかりだったので、個人で書いてる人は少ないようです。
僕自身は「接骨院を自費移行して楽しく仕事しようぜ!」というつもりでほとんど趣味で書いてるので世間一般の柔道整復師っぽい内容は書いていません。
で、僕以外の個人で書いてる柔道整復師のブログ読んだら落ち込みました。
個人名はあげませんが、ブログの内容は「柔道整復師が接骨院を廃業するまで」みたいな内容で、これから頑張ろうぜ!という僕とは真反対の内容でした。
面白半分でその方のブログを読んでみたのですが、僕とは考え方が全く違って「世の中こういう考え方をする人もいるんだな」と勉強になりました。
でも基本マイナス思考なことばかり書き連ねてあったので読んでて凹みましたね。
柔道整復師は全員不正請求をしてるとか、この業界に先はないとか、患者さんをだましてるとか、完全に治らないのなら金をとるべきではない、とかね。
この人結局は接骨院を閉めて、他の職種に変わって幸せです!みたいな記事を最後に更新が止まってました。
接骨院廃業という目標を達成されたのでブログの役割も終わったんですね。
同じ職業だけど考え方はいろいろです
で、別にこういった考えの方を否定したり責めたりする気は毛頭ありません。
ないけど、これから頑張っていこう!という人達には明らかにマイナスですよね。
人が落ち込むようなことわざわざ言う必要あるのかな、とも思いますが、実際こういう考え方をする人も多いと思います。
自分がやっていることを正当化するのは誰にでもあてはまることだと思うので、この方はこの方の正義で接骨院を閉め、それをブログにしていた。
僕は正義なんかよくわからないけど趣味でブログ書いてる。
ようは考え方なんて色々あっていいっちゅうことです。
僕は不正なんかやらなくても接骨院でやっていけると思いますし、完全に治すことにしか価値がないとは思ってないんですね。
業界がどうなるかはわかりませんが、保険に関しては未来は明るくないことは予想できます。
じゃあ保険を使わずに、自分も楽しく経営できて患者さんも楽しく利用してもらえるような接骨院作りをやりゃあいいんじゃないの?と思うわけですよ。
だからこんなブログ書いてます。
全てにおいて万能で正しい必要はない
完全に治るか治らないかなんてことも未来のことですから誰にもわかりません。
完全に治さなければ価値がないとするならば、「お支払いは治ってからで結構です」という世界になっているはずです。
それって危険ですよね。
「このラーメンがうまかったら金払うよ」、「糖尿病が治ったら金払うよ」、と言われるようなもんです。
そんな仕事誰もやりたくありません。
不味かったら金払いません、治らなかったら金払いません。
嫌です。困ります。
不確実すぎます。
じゃあどうするか。
治らない可能性も含めて説明するしかありません。
事前にあらゆる可能性、もちろん良くならないかもしれない可能性も含めて説明してしまうことで、「治らなかったらどうしよう」という心理的なストレスはかなり軽減されます。
事前の説明に関する記事はこちらで書いていますが、われわれの仕事って使命感に強い先生が多いんでしょうか。施術の手を抜くのはNGですが、少し気を楽にしておおらかに構えてもいいような気もします。
具体的には院内掲示でもホームページでも、施術前の説明でも次のような文言を入れてみるといいかもしれません。
逆のがいいかもしれませんね。
うん、こっちのがいいかも。
こうやって前もって説明しておけば、「それじゃあヤダよ」という人は利用しないでしょうし、たとえ結果が思わしくなくても事前に説明があれば納得していただけると思います。
たとえ納得してもらえなくても事前の説明があるかないかでだいぶ印象が違うのではないでしょうか。
折り合いをつけていきましょう
全てにおいて納得しようと思うと難しいですし、極端な考え方しかできなくなってしまいます。
納得できない部分に折り合いをつけて、どうやれば自分が納得できて患者さんからも理解を得られるか考えて行動したほうが現実的ではないでしょうか。
というわけでこれからも書いていきたいと思います。
今僕と同じ仕事をしている先生たちが少しでも希望が持てるように。
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