接骨院や治療院の待合室に置いてある雑誌やマンガ。
先生のところはなにを置いてますか?
僕のところはイメージ変えたいから今入れ替え中です( ゚Д゚)
単なるヒマ潰し用の本しかない待合室
待合室っていうとどんな場所があるでしょうか。
病院、クリニック、美容院、理容店、整体院、接骨院、鍼灸院、治療院、サロン、マッサージ店。
う~ん、自分が普段あまり出かけないし利用しないから思い浮かばない。
喫茶店とかにはよく雑誌やマンガが置いてありますよね。喫茶店などはコーヒーを飲みながらなにか読むものが欲しい人向けに置いてあるんだろうでしょう、新聞とか。
僕の接骨院でも待ち時間とか電気治療のときに暇つぶしをしてもらおうと雑然と並べておりました。電気のときって暇じゃないですか。
それで少しでも退屈させないようにわりと雑誌もマンガも豊富にそろえていたんですね。
でもこのたびちょっとだけニューアルしました。
客層が変わったからマンガも変えます
ずーっとリニューアルしたかったんですよ。待合室のマンガの趣味がかたより過ぎてたので。
自分の好きなのばっかり置いてたら時代劇マンガばっかりになってしまって、、、(*’▽’)
別にいいんですけどね、いいけどなんか気になってきて。
保険の患者さん減らして自費の患者さんを増やしていったら客層が少し変わってきまして「なんか待合室だけ雰囲気違うな」、と。
以前は学生にはスポ根マンガ、高齢者には時代劇マンガ、サラリーマンには島耕作、みたいな感じで特になにも考えなかったのですが、今は客層が変わって特に学生と高齢者が減りました。
それで減った層のマンガはそろそろ引退かなぁ、と思って少しずつリニューアルしようと考えたわけです。
週刊誌、やめます。
まず雑誌。
雑誌は僕の行ってる美容院さんを参考にさせてもらいました。センスがいいんですよね、そこの美容院。
芸能人の噂話が載ってる週刊誌なんて置いてないわけですよ。世間の下世話な話は気にせずにどうぞおくつろぎ下さい、と言わんばかりです。
はい、すみません。置いてました、女性週刊誌。やめます。
ゴシップ、グラビア、わけのわからない健康法。いらないですね。待合室にそぐわないです。撤去です。
でもジャンプとマガジンは勘弁してください。せめてワンピースとはじめの一歩が終わるまでは。
待合室に置く本に意味を持たせる
では次にマンガ。
今回半分くらいリニューアルしました。といってもマンガを別のマンガに替えたわけではありません。マンガを減らして実用書を増やしました。
待合室の本棚をリニューアルする際に一つテーマを決めたのです。
テーマは『変化』
テーマを『変化』にしたのには理由があります。
おおげさかもしれませんが、僕の接骨院にきてくれたからには悪い状態から良い状態に変化してほしいという想いがあります。
変化には今までの自分になかった要素を取り入れる必要があります。
だからなんでもいいから、少しでもいいから、なにか今までの自分になかった要素をどこかから取り入れて欲しい。
そんな想いでブックオフで大量に買って参りました(笑)
僕のまったく興味のないジャンルの本。単行本ですね。カラーで見やすくて、パッと開いて内容がだいたいわかる本。
わざとまとまりのない多様なジャンルの本を置くことにしました。
たとえば、
『ブッダのサンダル』
『キリンと結婚した大統領』
『宇宙で一番美しい星』
『IT企業のOLが選んだソバの名店100選』
そんなの実際にはないですよ、たとえばです。(あったらごめん)
「ん?なにこれ?」と思ったら手に取ってパラパラしてほしいんです。
「へー、こんなのあるんだ」と思ってほしいんです。
本との出会いで変わってほしい
人間ってものすごく狭い世界で生きてます。僕なんか極狭です。
だから「あなたが生きる世界とはまったく別の世界があって、別の世界に触れることでなにかが変わってもあなたという人は成立するんですよ」、ということをどういう手段でもどんなに小さくても体感してほしいんです。
今からでも変わるっていう体験をどんな形であれしてほしいんですね。だからまとまりのないジャンルがグチャグチャの単行本をマンガがわりに大量に置くことにしました。
文章にするとちょっと壮大なテーマだな( ゚Д゚)
(そういえば僕が自費移行をし始めたのも一冊の本との出会いからでした。それはまたそのうち書きます。)
今後はさらにジャンルをグチャグチャにしてこの路線で増やしていきたいと思います。なるべく興味がなくてもパッと見て面白そうだなと感じる本がいいな。
あそこに行くとなにか面白いものと出会える!みたいな感覚を持ってもらえたら嬉しいかな、と。
統一感がなくなるかな、と少し心配にもなりますが何年も放置して誰も関心がないよりはいいと思っていますが、、、。
先生の治療院の待合室はなにかテーマを決めてますか?
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