今日も僕の治療のコンセプトにばっちり当てはまった患者さんが来てくれました。
本当にありがたいです。
でも最初はそうじゃありませんでした。全然合わない人のが多かったです。
この仕事をしていて、《合う・合わない》の話をすると必ず反発する人がいます。
「そんなこと言わずにちゃんとやるのがお前らの仕事だろ」みたいに。
でも役に立てないのなら先に断った方が相手のためだと思います。今日はばっちり役に立てそうな患者さんがきていただけたので嬉しくて書いてます。
とりあえずコンセプトを作ろう
「コンセプト」について難しく考える必要はないと思います。治療家の先生ならば「これは得意」という分野があると思います。それを言うだけでも違ってくると思います。
でも「そんなのない」というのなら作りましょう。
過去にこれはうまくいった!という成功体験はないでしょうか?数年間この仕事をしていれば患者さんに喜ばれた症例があると思います。
たくさん経験した症状もいいかもしれませんし、数が少なくても喜ばれた症例もいいかもしれません。また先生が患者さんにこれから貢献したい分野をコンセプトに盛り込むのもいいかもしれません。
得意な分野がなければ治療以外に目を向けるのも一つの手だと思います。
- 問診が丁寧にできる
- 地元に根差してやっている
- 夜遅くまでやっている
- 朝早くからやっている
- 日曜日もやっている
- テーピングはめっちゃ自信ある
- 学生がたくさんくる
- スポーツマンがめっちゃ来る
- 俺は絶対あきらめない
どういう系統の患者さんに現在選ばれているか振り返ってみるのも大切です。
「こういう患者さんに選ばれています!」と伝えることができれば「あ、自分も行っていいんだな」と思う見込み患者さんがいるはずです。
コンセプト作ったら次は周知する
普通は「これが得意です」なんて我々の業界では言わないことが多いですが、言っちゃったほうがいいと思います。
例えば、カレーうどんが食べたいとしますね(なんでもいいけど)。
A店(うどん屋)
うちは一般的なうどん屋です。カレーうどんもやっています。
B店(うどん屋)
うちの名物はカレーうどんです。来てくれたお客様の8割がカレーうどんを注文します。
どっちに行きますか?明らかにB店に行ったほうが良さそうですよね?これと同じことを治療院でもやるべきだと思いますし僕もやっています。
患者さんは先生の院の特徴を知りません。言わなければわかりません。
「なんで良さをわかってもらえないんだろう」とウンウンうなっている先生がよくいますが、伝える量が足りていないのかそもそも伝えていないのだと思います。
ホームページでもコンセプトをしっかり書き込んで、院内の掲示でも読んでもらえるように掲示する。僕の場合はカウンセリングシート(問診票)にもコンセプトを書いています。
しつこいほど言っても患者さんは聞いていないと思ってるくらいでちょうどいいと思います。
何度も何度も繰り返しアナウンスすることで、「この症状ならあの先生」と思ってもらえるようになります。
コンセプトに納得してもらえなかったら
コンセプトに納得していただけないようなら無理に施術を受けていただかなくていいとも思います。
実際に納得できなくてお帰りになる方も過去に数人いましたがそれで構いません。
お役に立てなさそうな方に無理に受けていただいて効果がなかったらお互い辛いです。
コンセプトや施術方針に納得いただけない患者さんには「私にはお役に立つことができません、せっかく来てくださったのに申し訳ありません」と誠意をもって伝えればわかっていただけるはずです。
僕も何回か言ったことがありますが、むしろ感謝されたくらいです。だって無駄なお金を使わなくて済むわけですから。
コンセプトに納得してもらえなかったら役に立てないかもしれないことを正直に伝えればいいのです。なんでもかんでも無理にやることはないのです。
(患者さん怒っちゃっても僕は責任取れませんので自己責任で(*’▽’)言い方とかもあるしね!)
最近ではホームページにしっかりコンセプトを記載し周知を徹底しているため、ミスマッチを起こすことがほとんどなくなりました。
先生の院はコンセプトありますか?なかったら作ってみてはどうですか?
コンセプトに納得してくれた患者さんが来てくれるとやっぱり嬉しいですよ!(^^♪
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