売上が上がらずに悩んだり、どうしたらいいかわからない場合、人に聞くことも一つの手段です。
最近は治療院系コンサルティングを専門としているコンサルの人も多くなってきました。
コンサルを受けても100%売上が上がるという保証はありません。「売上が倍になった!」という人がいる一方で、「全然変化がなかった、お金の無駄だった」という人もいます。
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行動力がない
コンサルを受けて売上が上がる人と上がらない人がいるのは、
行動力があるかないかが一番影響があると言ってもいいでしょう。
コンサルタントは「治療院の売上を上げまっせ」と宣伝してはいますが、あなたの院に新規の患者さんをどんどん送り込んでくれるわけではありません。
もちろん「こうするといいですよ」ということを教えてはくれます。
しかしながら教えてもらってもほったらかしで患者さんが増え続けるわけではありません。
愚直に実行できるかどうかでその後の売上が変わってくるわけですから、大事なことは教わったことを活かして行動できるかどうかなのです。
コンサルタントについて「受けても意味がなかった」と文句を言う人もいるようですが、意味がある地点まで行動を続けることができなければどんなアドバイスも受ける意味がありません。
受験を受けようというのに出題範囲の10分の1までしか勉強していなければ、あとの9割が解けないと言っているようなものです。
もちろんひとりひとり置かれた状況が違いますから、行動を続けても100%売上が上がる保証はありません。
でもある程度までは行動を続けてみないとどう状況が変わっていくかもわかりません。
今現在「コンサルを受けて行動しているけどいまいち変わらないなぁ」という先生はもう少し行動を続けてみるか、行動する方法や路線を変えてみましょう。
なんといっても売上を上げるためには行動力が一番ですから。
ネットに落ちてる情報で十分
自分ではどうしようもないと思っている先生にとってコンサルタントは救世主のように見えるかもしれません。
コンサルは治療院経営について我々一般の治療家が知らない重要な情報を持っていると思っていませんか?
または接骨院で自費移行が成功している先生や高額な施術で成功している整体師の先生が、あなたが普通では入手できない情報を持っていると思っていないでしょうか?
もしかしたら特別な情報を持っているかもしれませんが、僕が自分で自費移行をする中で気づいたことは本やネットの情報でも自費移行や単価アップは十分に可能であるということです。
コンサルを受けたこともありますが、受けなくても得られる情報はそこら中に落っこちています。
コンサルを受けようかどうか悩んでいてコンサル料が高くて二の足を踏んでいる先生は、まず無料の情報を探してみることも一つのやり方かもしれません。
書籍は有料ですが、ネットの無料情報とかぶる部分も大きいです。よくまとめられている本はパラパラっと確認するときに便利なので、その点ではお金を出す価値はあると思います。
コンサルを受ける利点
本やネットから情報を得て「自分の院に当てはまるかな」とか「やり方がいまいちわからないな」と思い悩んでいるのなら、コンサルを受けることも一つの選択肢です。
それも一つの行動です。行動力がなければコンサルを受けることもありませんから、コンサルを受けると決断するだけでも売上が上がる可能性が高まったと言えます。
客観的な視点
自分の院の問題点や改善すべき点を自分で把握できなければコンサルタントに相談する価値はあります。
コンサルタントはあなた以外の数多くの先生の成功例や失敗例を知っていますので客観的にあなたの院の状況を把握してくれるかもしれません。
決めてもらえる
なにをしていいかわからない先生にとってコンサルタントのアドバイスは役に立ちます。
自分でなにをすべきかわからなかったり不安ならばコンサルに相談して、とるべき施策を決めてもらいましょう。
施策が失敗したからと言ってコンサルタントのせいにしてはいけません。方針だけ決めてもらって責任は自分で取るという決意がなければコンサルタントに依頼しないほうがいいかもしれません。
なんでも自己責任でやるという決意がなければなにごとも前に進みません。
仲間ができる
コミュニティ型の会を設置しているコンサルタントの会員になることであなたと同じような悩みを持つ仲間と出会うことができます。
売上を報告し合ったり、悩みを共有することで課題が見つかったり一緒に前進するモチベーションが持てたりするので、一人で悩みを抱えている先生にはいいかもしれません。
売上を上げるためには環境を変えることが一番効果があるとも言われていますので一緒に挑戦する仲間を得ることは有効かもしれません。
時間と労力をかけれるならコンサルは不要
一般的に情報やノウハウを売るコンサルタントのサービスは高額であることが多いです。
かといって高額な料金が無駄かどうかというとそうでもありません。
短期間に一気に情報を得ることができるので、自分で情報を探す手間や時間が省けますし方針が決まってしまえば悩みもなくなります。
逆に言えば、自分で情報を探したり、やるべきことを自分で試行錯誤できる先生にはコンサルは不要です。
コンサルをいくつも受けてノウハウコレクターになったあげく「全然売上があがらない」という方を知っていますが、おそらく
一発大逆転の必殺技を探しておられるのだと思います。
そんなのあるなら僕も教えてほしいですが、そこそこ売上を上げたり、保険を使わずに接骨院を経営する程度のことなら必殺技は必要ないと思います。
「俺は必殺技を売っているぞ!」というコンサルの方がおられたら申し訳ないです。もし必殺技があったら教えて頂けると大変助かります。
現状を変えようとするときコンサルタントなど外部の人の力を使うことは強力な一手です。
そのかわり経済的インパクトも強力であることが多いと思います。
このインパクトをダメージと取るか今後のための投資と取るかは先生次第です。
結局なんでも行動力
コンサルタントに依頼しても結局最後は自己責任ですし、成功するかどうかは自分の行動力次第なので、最低でも「言われたことはやる」という意識がなければ売上も上がらないのではないでしょうか。
やるべきことはわかっているけど行動がともなわないという気持ちはめちゃめちゃよくわかります。
なんせ僕も長い間そうでした!( ;∀;)
行動して変化するという事実は行動しない人にはわからないものですが、行動し続けた人は行動の重要性が痛いほどわかります。
行動力こそが必殺技なんじゃないか?と思うくらい必須スキルなのでこれからも頑張って行動し続けたいですが、まだ行動できていないと感じている先生は他の記事も読んでみてくださいね!
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