毎週のように業者さんが遊びにきます。遊びと言ってもおしゃべりです。
ひまなんだそうです。
業者さんは僕と同じような業種のところを回っているので業界の様子をひしひしと感じるそうです。治療院は待ちの商売ですから本当に患者さんを待ってるだけの先生は辛いようですがこんな時こそ頑張りどころです。
ヒマな業者さん
業者と聞くと悪いヤツって感じがするかもわかりませんが、僕が付き合っている業者さんは悪いヤツじゃありません。いつも材料を届けてくれる業者さんです。
そんなに頻繁に注文しないし用事もないんですが、近くを通ると寄ってくれます。
「先生、今日はなにかありますか?」って毎回聞いてくれます。
毎週のように聞かれてもそんなに用事も仕入れるものもありません。だけど寄ってくれる。ひまなんですって。
彼は僕に最近よくこう聞いてきます。
「先生のところは大丈夫ですよね?」
得意先の接骨院が開いていない
業者ですから僕のような接骨院や整体や、なんならクリニックが得意先なので色々なところへ出入りするようですが、最近ひまだそうなんです。
- 行っても開いてない
- いつもよりも閉まるのが早い
- 閉院した
いろんな事情で以前ほど回るところが減っているようで、それで僕のところに来ては時間をつぶすらしいです(笑)
ほかのところでも時間潰せるでしょ?と聞くと
「潰せるけどグチを聞くのが嫌だからここがいい、先生はグチ言わないから安心して来れる」んだそうです。
まあね、我々の業界もヒマなところはヒマだそうだから、そんなときはグチりたくもなりますわな。
彼曰く、外傷をガンガンやっていた昔ながらの保険中心の接骨院は厳しいそうです。
- 学生やスポーツマンがスポーツをする機会が減った
- 高齢者は外出を怖がっている
保険で安くて地元に根差してコツコツやっているところほど厳しい傾向にあると何軒も回っている彼は言います。
たしかに僕も周りの先生の話ではそう聞いています。(あまり接骨院の先生と交流がないので詳しくはわかりませんが)
まあでも、グチっていてもなにもはじまりませんしね。
「コロナがおさまったらまた来ます」を待てません
僕ね、コロナで来なくなった患者さんには見切りをつけたんです。
「コロナがおさまったらまた来ます。」って今年何度聞いたかわからない。
来たっていいけど、こっちは待ってない。来ても来なくてもどっちでもいいです。無理して来なくていいです。僕は他のお客さん見つけるから別にいいです。
「先生のところに行きたい!」と思ってくれている人さえ来てくれればそれでいいです。その人たちのために仕事します。
先生もそういう患者さんいませんでしたか?途中なのに来なくなった人。
でもそんな人を待ってても仕方ないです。しかもコロナが大丈夫になったら平気で他の接骨院と整体行ったりするんです。そんなもんです。
みんな自分のことしか考えていません。誰でもそうです。だから来ない患者さんについて「なんで来ないのかな」とか「来るって言ってたのに」とか文句を言ってもなんにもなりません。
想いは届きませんし、「なんで来てくれないんだ!」なんてそもそも言えませんしね。
もちろん僕も自分のことしか考えていません。自分のことしか考えていないから僕のことを頼ってくれる患者さんが一番大事です。
僕のことを頼ってくれる患者さんとは現在利用してくれている患者さんとこれから利用してくれる患者さんです。
こんなときだからこそ発信すべき
だから他の患者さんを探しましょう。今まで利用してくれた患者さんはもちろんありがたいですが、次いつ来てくれるかはわかりません。
それにこんな時期でも利用してくれて先生のことを必要としている患者さんは必ずいます。一時、こんなときに集客だ宣伝だなんておかしい、という自粛を強要するような風潮がありましたが関係ありません。
もちろん感染症対策はできることはしっかりやって、集客も宣伝もやる。
だって、それはそれ、これはこれでやらないと誰も生活や収入の保証はしてくれません。こんな時期だからこそ世間に発信するべきです。
自分がなにをしているか、どんな人の役に立てるのか発信しましょう。
幸いタダで発信できるツールがたくさんあります。検索して見つけてもらうためのSEO対策でもTwitterでもフェイスブックでもYouTubeでもなんでもいいと思います。
無料で発信するツールがたくさんあるオンライン集客については過去の記事で読んでみてください。
ただ待っているよりもなんでもいいからやり始めましょう。でないと業者さんに「先生のところはいつ来てもひまそうだなぁ、大丈夫かなぁ」と思われてしまいますよ!
コメントを残す