接骨院・整体院・鍼灸院などの治療院のホームページの記載で「治療」というキーワードはNGらしいです。
なんなら「治す」というキーワードもNG。
単なる言葉遊びみたいだけど意外と大事なことかも。
電話営業にひっかかるSEO
今日も元気にウェブ集客業者から営業電話がありました。
「先生のところの患者さんがもっと増えたら嬉しいですよね?もっと来てくれる患者さんが増えたら幸せな気分になりますよね~?」
お決まりのパターンです。
そういう教育を受けているんでしょうか。面白いのでヒマなときは話を聞いてしまいます(笑)
ちなみにこういう電話はスマートに切った方が吉です。
彼らのような電話営業業者でもホームページを意外と読み込んでいることもあるようで、うちの接骨院の特徴なども話してくてるからたまに関心したりもします。
要は彼ら業者も「検索にひっかかっている」わけですから、やはりSEO対策は重要です。
見つけてもらえなかったら業者どころか患者さんからの電話も鳴りません。ほんとは営業ではなく患者さんにメッセージがダイレクトに届いてほしいものです。
ホームページは言葉選び
さて、昨今集客する上でホームページの対策はかかせません。治療院のホームページは現在のところ広告とみなされていませんが気を付けたほうがいいポイントがあります。
それは「言葉選び」です。
大手ホームページ会社や複数の治療院系コンサルタントによれば「治療」「治る」「治す」「診る」「診療」などの言葉がホームページに入っていると検索順位に悪影響を及ぼすようです。
「え?なんで?俺診てるし治してるやん?」
とお思いの先生、大丈夫です。お気持ちはわかります。先生は診てもいるし治しています。
医者よりも患者さんに貢献しています。OKです。素敵です。やってることはそのままでいいです。
でも表現だけ変えましょう。ホームページに「治」「診」のワードがあったら修正することをおすすめします。
大手ポータルサイトでも、メニューや院の説明に「治」などのワードが入るとNGで通らないことがよくあります。
ポータルサイトも厳格化
僕の場合、大手ポータルサイトに以前から登録していますが、久しぶりにメニューを見直したのでポータルサイトのメニュー説明も修正して説明を充実させようとしたら「NGワード」があると認定されて審査が通りませんでした。
不思議なことに以前からあった「自律神経」というキーワードが引っかかったようです。「自律神経」というワードは新たに足したわけではないのでおそらくポータルサイトの基準が変わって以前より厳格になったのでしょう。
これを境にこのポータルサイトでは自律神経という言葉が使えなくなりました(*_*)
(たぶん説明文いじらなければそのまま使用可能だったと思います。いじらなければ良かった。)
ポータルサイトでもちゃんとチェックしてるんだな、と逆に関心しました。
Googleが一般ユーザーのためにやっている
治療院系大手ホームページ会社やコンサル会社はキーワードの推移を計測しているはずです。大手であれば顧客も多いので自社が手掛けたホームページの順位を計測していて、使用しているキーワードも把握しています。
僕はお金を払ってまで大手に面倒を見てもらおうとは思っていませんが、無料のメルマガなどに登録して情報だけは得るようにしています(ケチ!)。
「治る」の一言くらい、と思いますが、大手いわく「Googleはそこまで見ている」とのことなのでそれに合わせるよりしかたありません。
Googleさんの賢さには困ったもんです。いや、ほんと。すごいです。
例えば「治療」というキーワードは、一般ユーザーが病院や医師と治療院を勘違いで混同しないよう、「治療」というキーワードを使っている治療院系のホームページが上位表示されないように設定されているみたいです。
「治療」は「施術」に変換しよう
でも「治療」や「治る」というキーワードを使っていて上位表示される治療院系のホームページは山ほどあります。
ですのでNGワードを使ったからただちに順位が下がるというわけではなく、傾向として見られるという程度のようです。
たしかに医師でもないのに「治療」や「診療」という言葉を使うのはベストではありませんし、患者さんに誤解を与える可能性もあるので控えたほうが無難です。
(言葉遊びのようでややめんどくさいですが、、、。)
- 「治療」→「施術」
- 「治る」→「よくなる」
- 「問診」→「カウンセリング」
- 「診療時間」→「受付時間」
- 「診る」→「みる」
以上のように変換しましょう。
うん、めんどくさい。でもやっておいて損なことではありません。
言葉選びで検索順位に響いても面白くないですし、なにより患者さんが誤解しない対策にもなります。
この機会にキーワードを見直して、ホームページ全体を患者さんが読みやすい文章に書き替えてみてはいかがでしょうか?気になる先生はぜひやってみてくださいね!
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