接骨院(整骨院)を自由診療で経営すると自分も自由になる(と思う)

Pocket

先生の院の顧客単価はいくらぐらいですか?

僕はかつて顧客単価数百円のどこにでもある普通の接骨院でした。でも正直それがいやになって単価アップと保険施術脱却に挑戦しました。

挑戦はまだ途中ですが改善を行えば行うほど自由度がふえて楽になってきた感覚があります。

これから自費移行しようと考えている接骨院の先生にエールを送るつもりで書いていますのでぜひ読んで参考にしてみてくださいね!

 

結論:接骨院の自費移行は意外とできた

結論から言うと自費への移行自体はできました。売上で言えば8割が自費、2割が保険という感じです。

二年程度かかりましたが売り上げの10割が保険だったことを考えれば意外とできたと言えるのではないでしょうか。

 

最初は「やらなきゃなー、そろそろなー」という具合に考えている時間が長かったです。今思えば考えてばかりで行動に移すことができずに、ノウハウばかり集めるいわゆるノウハウコレクター状態におちいっていました。

ある程度できてきた自信がついた今だから言えることかもしれませんが、ほんの数センチの一歩、いや数ミリの一歩でも早く踏み出せばよかったと思います。

 

自費移行を決意したきっかけ

僕が父から接骨院を引き継いで約3年(といっても父は今でも引退せずに少しだけ仕事してます)。

いよいよ恐れていた事態が起こりました。

 

それは、、、

めっちゃ近くに新しい接骨院ができたこと!

 

とは言ってもこれだけ接骨院(整骨院)や整体院が増えて、整形外科も昔と比較すると信じられないくらい増えました。まさに過密状態。供給過多です。

そういう状況はわかっていたけど、危機が目の前に迫らないと行動できないもので、、、(情けない( ;∀;))

 

んで、実際めっちゃ近くにできたのです。飲食店でも小売店でも実店舗を持つ方ならだれでも嫌だと思います。

嫌というのが言い過ぎなら「意識してしまう」とでも言い換えられるでしょうか。

 

そんな状況で「こりゃなんとかしないといけないな」と自費移行を決意したわけです。

 

昔ながらの接骨院から脱却したかった

自費移行を考えたとき真っ先に頭に浮かんだのは「そんなことしていいのか?」という疑問でした。

自費でやっている接骨院のホームページを見ては「なんだコイツ、こんなに高い金取りやがって」と思ってみたり、「保険で安くやってあげることが患者さんのためだ」と自分を正当化してみたり。

 

でも売り上げは上げたい、どうしたらいいんだ、という苦悶の毎日でした。

 

保険を扱わない「自費」で治療を行う接骨院。一方で健康保険のみで「保険診療」を行う接骨院もあります。そして周りを見渡すと「自費」と「保険診療」をミックスで行う接骨院が多いのが当時の状況でした。

 

ウチは昔ながら接骨院でしたから、患者さんが窓口で支払っていく料金は一人数百円。一日に数十人こなさないと経営できない状況でした。

 

ここ十年くらいで同じ地域に新たな接骨院がたくさん開業して、いつの間にかウチは利用者の多くが高齢者の古くさい接骨院になっていました。

これからも患者さんに選んでもらうためには、昔ながらの接骨院を脱却するしかありませんでした。

 

仕事をしている満足度を上げたかった

同じ仕事を長年やっているとマンネリ化して仕事が作業的になってきます。

マンネリ化自体は悪いことばかりではありません。事務作業など効率化が必要な仕事はマンネリ化したほうが頭を使わなくて済むので楽です。

しかし接骨院は接客業です。患者さんとのコミュニケーションが大切です。コミュニケーションが大切なのに仕事がマンネリ化してモチベーションが下がっていたのです。

 

満足度の低かった原因①

コミュニケーションは大切ですが、長年同じ場所で同じお客さん(患者さん)を相手にしてきたせいか、お互いに遠慮がなくなり適切な距離が保てなくなっていました。

 

満足度の低かった理由②

また、料金も安かったので気軽に利用してもらえるは良かったのですが、無理を言ってくる患者さんが多かったのも事実です。

 

満足度の低かった理由③

親の仕事を引き継いだことは自分にとっては嬉しいことでした。しかし数年たって自分なりのやり方で仕事をしたくなってくるのも事実です。

親の仕事のやり方を踏襲していたため、自分なりのやり方ができずフラストレーションが常にあり仕事に対する熱意がなくなりかけていました。

 

どうしようもない僕でもできた接骨院自費移行

自分が仕事に対して満足できない理由はあげればキリがありません。満足度が低かった理由を3つ書きましたが当時のことを詳しく振り返ればもっと出てくると思います。

当時は何にでも文句やできない言い訳を作っては自分で前進をはばんでいました

 

そんなどうしようもない僕でも今では8割を自費治療にすることができました。もちろんいきなりできたわけではありません。

それなりに試行錯誤して苦しみながら(今からやろうとしてる人ゴメンナサイ)やってきたから今があります。

 

でも、誰でもできます。自費移行もできるし、料金も上げれる。保険を使わなくたって治療はできます。

もちろんそれぞれが置かれている状況があるので絶対達成できるかどうかの保証はありませんが、なにごともやろうと思って始めてみなければ成果も出ません。

 

僕自身は自由な時間とお金が増えたし、保険に頼り切っていた昔よりは心の余裕ができました。

具体的な方法は徐々に記事にしていきたいと思っています。

このブログでこれから発信していきたいと思いますので良ければまた読みに来てくださいね!

 

接骨院が料金アップや自費移行するとき一番必要なのはマインド

自費移行するためにダウンロードした問診票をアレンジしてみよう

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ABOUT US

アバター
何年もかけてゆっくり保険中心の接骨院から自費施術中心の接骨院に移行した人です。 自費移行したい接骨院の先生を過去の自分だと思って応援してます。でも基本的に日々のことを書くので普通の人の雑記の日記です。
Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.