近所でも店を閉めてしまう話をたまに聞くようになりました。
こんな状況でも生き残るためにやれることをやらなければなりません。
生き残る店と辞める店
患者さんと話していると、
「先生、あの店が辞めちゃったらしいよ」
「知り合いの飲み屋さんが店閉めた」
など、この半年くらいで何度か聞きました。
同業(接骨院)の友だちからも、後輩が接骨院を辞めたとかお世話になった先生が辞めるとか色々な話を聞きます。
飲食業であれ我々のような治療院系の店舗であれ、利用してくれる人がいなければ閉めざるをえません。
僕自身はまだその事態に直面していないですが、忸怩たる思いだと思います。
自分で志したことを維持もしくは継続することは並みのことではないと難しい局面こそ実感します。
看板をかかげて生き残ることは並み大抵のことではないと感じることもあります。
コロナでも来てくれる常連さんは心強い味方
しかし逆に業績を伸ばしている人たちもいます。
また客足が減っても着実に売上を確保している人たちもいます。
飲食業でも外食が減って内食が増えたからスーパーは好調、みたいなニュースを読みましたが、僕が注目したいのは客足が減っても着実にやっている外食の店です。
毎日のように患者さんが、
「あの店はやっている、あそこの店は開いていない」
と教えてくれます。
中でも現在のような状況でも営業しているお店の話は注目して聞くようにしているのですが、やはり強い店には共通点があります。
苦境に強い店の共通点、それは常連客がいることです。
普段使いの常連客さんほど心強いものはありません。
良いか悪いかは別として、常連客は店に通ってくれます。
常連さんの中にも「コロナだから」と店の利用をやめる人もいるでしょうが、どんな状況でも利用してくれる人もやはりいるのです。
利用してくれる常連さんをどれだけ確保できていたかが明暗を分けたと言っていいと思います。
売上はリピーターが作る、これが真実
ということは普段からお客さんをどれだけ大事にしていたかが重要ということになります。
リピーターが売上を作るとよく言われますが、これが真実なんだと思います。
見込み客にアプローチすることは雲をつかむようなもので確実性が低いので、今現在利用してくれているお客さんや以前利用してくれたお客さんにアプローチしたほうが難易度も低く確実です。
「新規新規」と新規集客に目を奪われがちですが、実店舗ビジネスはリピーター・常連さんがあってこそやっていけるのだと思います。
僕も新規集客は頑張っていますが、それ以上にいつも利用してくださる患者さんに目を向けて、楽しく安心して利用してもらえるような環境づくりをこれから考えていこうと思います。
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