施術方針を説明して患者さんの理解が得られなければ放流しましょう。
久しぶりに料金で悩まれました
はじめて来た患者さんには施術方針と料金を施術前に説明しています。
それで患者さんが「自分には合わない」と判断されたら施術せずお金も貰わずお帰りいただくことにしています。放流です。
今日久しぶりに料金を説明する段階でお悩みになった方がいました。
最近はほとんどの患者さんがホームページをよく読んでくれていて、価格も載せているので料金や方針はある程度理解して来てくれる方が多いのですが、今日お越しになった方はホームページを確認されていなかったようでした。
まあ、たまにいます。仕方ないです、看板出してるので(^-^;
看板だけ見てホームページ見てないパターンです。
で、そういう方は看板しか見てないので当然料金やら方針やらは何も知らずに飛び込んでくるわけです。
「そんな人今どきいるの?」と思っちゃいますが実際いるから仕方ない。
ホームページを見ずに来る患者さんもいる
来院するきっかけはいろいろあるとは思いますが、僕が力を入れて行っているのはホームページとGoogleマイビジネスです。
それ以外に集客らしい集客はなにもやっていません。
看板は大通りに目印として一つだけ電柱に出しています。
「まさか電柱広告だけで」なんて思えますが、僕の想像力の欠如ですね。
普通だったら看板たまたま見て、検索して、ホームページ見て、みたいな流れを想像していますが、そうでない人もいるんですね。
そりゃ料金は知りませんわ。書けないもの、電柱に。
合わない人は帰ってもらう
それで患者さんは普通に保険の効く接骨院だと思ってきちゃってますから説明が必要です。
- 保険が効く症状とそうでない症状があるよ
- 料金は保険外だよ
- 保険でやるより高いよ
てなことを丁寧に優しく説明するわけです。
そうしたら
「高くないですか?これだけ出して治ればいいんですけど」
僕、優しいのでこういう方には一応説明してあげるんですね。
医療の不確実性とか、同じ地域の接骨院や整体の料金とか、患者さんが損にならないように僕としてはできる限り伝えています。
結局この患者さんには帰ってもらいました。
だって考え方が合わないんですもん。
「これだけ出して治ればいいんですけど」
という考え方は、「当たるなら宝くじ買う」と言っているのとほぼ同義です。
買ってくれる人にだけ力を注ぎましょう
不確実性がある以上、「買わなければ当たるかどうかわからない」のです。
100%治るかどうかなんて、どんな治療法でもわからないものです。
なんでもそうだと思います。
例えばテレビ通販でフライパンを買うにしても、実際買ってみないとそのフライパンが素晴らしいものかどうかはわかりません。
見たり聞いたりしている時点ではその商品がどういうものかなんてわからないのです。
僕らのような治療院は形のないものを扱っている上、その人の症状がどんな経過をたどるかも不透明です。
不透明でも興味を持ってくれて「なんとかしたい」という本人の希望が強くなければ始められるものも始められません。
その上料金で難色を示されたらお手上げです。
他の方は納得して利用してくださるので値引きするわけにもいきませんしね。
というわけで残念ですが料金で悩む患者さんはお帰りいただいて、僕は利用してくれる患者さんに全力を出します。利用しない方にはなにも出しません。
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