高齢者にこそ保険外治療をすすめてみよう

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後期高齢者に保険外治療をすすめまくってます。

「嫌がられるかな~」と思っていましたが、全然そんなことありませんでした。

ちょっと拍子抜けしました。

 

原因なくて病院行ったけど安く保険でやって

高齢の方がお越しになったら確実に聞かなければならないことがあります。

  • 病院行ってる?
  • 痛い原因はケガ?

 

接骨院をやっているならば、当たり前のことですがこの二つくらいは確実に聞きましょう。

 

 

超高確率で「原因はわからないけど痛いから病院行ってる」って言います。

ドラクエの町の人なんじゃないかな?と思うくらい確率高いです(^^)v

 

そして、もう一つ高確率で起こっていること。

高齢者は「接骨院は保険が使えて安い」と思っていること。

これ。

 

これらを組み合わせると、

なんやようわからんけど痛いから病院行ったんだけどまだ痛いから保険使って安くやって

の出来上がりでございます。

わーい。保険の患者さんだーい。また請求できるぜー!(^^)!

 

なんて喜んでちゃいけません。

 

接骨院ルールをちゃんと説明してあげて

それから、「なんで病院行ったら接骨院の保険使えないこと知らないんだ」とか「なんでもかんでも保険でできるわけないでしょ」なんて思ってはいけません。

 

高齢者の方でもそうでない方でも「基本的に知らない」と思っていなければなりません。

我々接骨院の業界のルールを一般人の方が知るはずがありません

 

国も業界もですが、現場の我々が今まで説明してこなかったのが問題です。

「えー」とか「なんでー」と患者さんに言われてしまうのは他の誰でもない我々のせいです。

 

我々の責任であれば、自分たちで説明しなければなりません

今更のようですが、心を込めて説明しましょう。心を込めて説明してわかってもらえなければ仕方がありません。

理解に苦しむ方もあるかもわかりませんが、説明する義務は現場の人間にあると思います。だって他の誰も説明してくれないんですから。

 

保険やめたきゃぶった切れ

自費移行するんですよね?

最終的には保険やめるつもりなんですよね?

保険やめるとまではいかなくても、極力減らして自費で上げたいですよね?

 

だったらぶった切りましょう

 

 

「原因わからん」って言われたら「保険無理っすよ」って返しましょう。

「病院行ってる」って言われたら「もっと無理っすよ」って言いましょう。

「高い」って言われたら「そうですか」って言えばいいじゃないですか。

 

注意
※当たり前ですが実際はもっと丁寧に言葉を選んで患者さんに伝えましょうね!

 

高齢者だから料金が高いのは申し訳ないと思ってしまうことは仕方がありません。先生に優しい気持ちがある証拠です。

でも高齢者だからって若い人よりも施術の手を抜くわけではありませんから安くやってあげることもできません。

それに安くしてあげたいからって保険をちょろまかしたりできるわけでもありません。

 

だから先生にできることを精いっぱいやってあげればいいのです。

精一杯やって満足してもらえるように努力して、先生が納得できる料金をいただけばいいと思います。

 

自費移行したかったらまずは自費メニューを作ろう

 

高齢者にも保険外の説明は他の方と同じようにしましょう

そんなわけで高齢者の方でもキッチリと保険のことと施術や方針について説明すると、わりとすんなり自費施術を受け入れてもらえます。

 

  • 昔からの患者さんだから
  • お金がなさそうだから
  • 文句を言われそうだから

 

こんなことを言い続けていると、どこまでいっても保険中心の接骨院を脱却できません。

 

 

僕の場合はある時期からお越しいただいた新規の患者さんに一切保険が使える可能性の話をしなくなりました。

ちょっと外傷っぽいものも、問診の段階で少しでも証言があいまいならば保険不可。

80歳でも90歳でも自費を勧めます。

たいていの方は説明を聞けば納得していただけますし、継続して来院してくれます。

 

おそらく、

あそこはもうそういう方針になったのだ

と認知されるようになったのだと思います。

 

来なくなってしまった患者さんもいますが、僕にだって「こんな接骨院やりたいな」という目標がありますし、来ない人のために何かを提供することはできません。

 

久しぶりの患者さんに自費移行したと伝えるときの伝え方

 

値段で選んでる患者さんはそんなにいないと思う

値段を理由に来院を辞めるという例は数えるほどしか経験していません。

多くの方が値段よりも「良くなるかどうか」という基準で施術というサービスを選んでいるのだと思います。

 

あまりにも高額だと継続もしてもらえないので、地域性、他の院の相場、独自性などを考慮しながら各々の院が価格設定しなければなりませんが、逸脱していなければ受け入れてもらえる可能性が高いと感じます。

だから高齢の方にも全然自費を勧めて大丈夫だと思います。

 

価格と価値を上手に提供するのは先生の仕事です。

値段を聞いて選ぶのは患者さんです。

 

どちらも自由な権利があると思います。ルールでガチガチの保険よりも、信頼関係と同意で行われる自費治療のほうが結果が出ればお互い嬉しいと思います。

 

だから僕は今日も保険を使いたいと言う高齢者にガンガン自費を勧めます。なんの遠慮もありません。

先生も頑張ってみてください。最初はつらいかもしれませんが慣れるとなんてことないですよ!

 

接骨院の自費移行のコツはお金のブロックをはずすこと

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何年もかけてゆっくり保険中心の接骨院から自費施術中心の接骨院に移行した人です。 自費移行したい接骨院の先生を過去の自分だと思って応援してます。でも基本的に日々のことを書くので普通の人の雑記の日記です。
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