新規の患者さんの来院の仕方はいくつかあります。
先生によって「やりやすい」「やりにくい」があると思いますがどうでしょうか。
来院ルートには一長一短あり
患者さんってどうやって自分の院を見つけてきてくれるんでしょうか。
僕の場合、営業(集客)活動として行っているのがGoogleマイビジネスとGoogle広告、あと看板なのでおのずと、
- ネット検索
- ネット広告
- 看板を見て
- 患者さんからの紹介
- 知人からの紹介
という具合になります。
チラシ、DM、Facebook、インスタ、YouTubeあたりを頑張ってやっている先生からすると「そんだけ?」と思われるかもしれませんが、今僕にできるのはこんなもんです。
まあ一人でやってるし今のところ上記で十分かなという感じです。
で、来院ルートによって患者さんの傾向というか特徴というか、なんとなく「やりやすさ」「やりにくさ」みたいなものがあるように感じます。
紹介が多いからっていいわけじゃない
既存の患者さんからの紹介、これはよくあると思います。
非常にありがたいことですし歓迎すべきことです。でも少しやりにくさがあります。
なぜなら、良いと思っている人からの紹介だから平均的に期待値が高いんですね。
「あそこに行ったらすぐ治ったよ!あなたも行っておいでよ!」
と仲のいい友だちに言われたら、なにか悩みがある人なら「あの人もすぐ治ったと言っていたし」と来院されることもあると思いますが、これが辛い。
なんたって人間は機械じゃないんだから「あの人はすぐ治った」けど「この人はすぐは無理だな」なんてのは山ほどあるわけです。
こちらが10割打者ならいいですが現実的に考えてありえることではありません。
こういった強い期待を持って来る紹介患者さんは「なんだ、それほどでもないな」と思った瞬間熱が冷めて治療意欲がなくなります。ひいては来院しなくなってしまいます。
これ、ほんとに多いパターンなんですがやりにくいですよね。
僕は良い結果が出た患者さんに「知り合いの方に紹介しないでくださいね」と伝えています(^^)v
それと比べて知人からの紹介でやってくる患者さんは比較的やりやすいです。
なぜなら知人自体は施術を受けたことがないので施術結果を前提に紹介していないから。
知人は「知り合いだし行ってみたら?」的なノリで紹介してくれます。
それこそ僕の人柄とか雰囲気で紹介してくれていると思うのですが、来院前に誰も結果について期待させるようなことを吹き込まないので変な先入観なく施術を受けてくれます。
そのほうが本人にも僕にもいいような気がします。
ということは仕事以外で関われる人を増やせ、ということになるんでしょうね。苦手分野ですね~(;_;)でも必要になったら打てる施策ではあります。
ネット経由は傾向バラバラだけどそれはそれでいい
さて、逆にネット経由の場合はというと、普通の検索やネット広告での来院患者さんに傾向はあまりないように感じます。
強いて言うなれば、ポータルサイト経由は離脱しやすい傾向があると感じています。
とくにエキテン経由で来る患者さんは何というか、定着しにくいような印象があります。
同業者にも聞いてみると同じような印象を持っている先生もいて、「ポータル内で当たりが出るまでグルグルグルグル行く院を替えてる感じ」との洞察。
たしかにそんな感じは僕もしています。
なのでポータルサイトは今のところ力を入れていません。
それに比べると、普通に検索して見つけて来てくれる患者さんでホームページをよく読んできてくれた方は、目的がはっきりしていて院とも良い関係を築きやすいと感じます。
僕の場合はポータルよりも検索と広告のほうが合っていると思うのでこちらのほうに手を入れています。
集客ルートによって患者さんの傾向が多少はあると思いますし、それによって先生の仕事のしやすさやしにくさもあると思います。
もし患者さんの傾向がわかったら是非「やりやすい」患者さんを集められそうな集客ルートに力を注いでみましょう!
コメントを残す