二年間、なんの変化もないのに整体に通っていた患者さんが、僕の接骨院に来て4か月。
めでたく完治されました。おめでとうございます!(^^)!
別に自慢したいわけではありませんのであしからず。
とある女性の事例
体の痛みがある女性の患者さん。
(どこが痛いかなど詳しい内容は一応伏せます。)
二年間継続して友だちから勧められた整体へ通っていたそうです。
二年間毎週通っても特に変化はなかったそうで、三年目に突入しようとしたとき、整体の先生から、
「そろそろやめておきましょうか、、、。」
と最後通告をされて、その後ぼくの接骨院を探してきてくれたそうです。
整体を二年間利用して
「これ以上通っても効果ないな」
と考えていた矢先、先生に最後通告されたので行くのをやめたそうです。
僕が初回の問診をしたときに患者さんからこの話を聞いたのですが、正直
「遅くね?あなたも先生も判断遅くね?」
と思いました。
治療をやめる時期の判断
というのも僕の場合2~3か月様子を見てみて、変化がなかったら申し訳ないけど役に立てないかもしれません。という予防線を張っています。
卑怯?
なんとでも言ってください。
良くなりもしないのに通ってもらうことはこちらとしても申し訳ないですし、見込みがないのに患者さんの時間とお金を奪うのは自分にとってストレスしかありません。
この仕事をしているのは僕だけじゃありませんし、探せばもっといい先生がいるかもしれないのに患者さんを拘束するのは性に合わんのです。
もっといえば全然貢献できないのにお金だけもらうのは気持ち悪いっす。
※ちなみにたまたま整体だっただけで僕が整体に対して否定的とか嫌いとかいう印象を持っているわけではありません。むしろ整体の技術は好きですし仲のいい整体の先生もいますので良い印象を持っています。
もちろん治療を継続するかやめるかの判断は先生によって違いますので、一概にこれくらいが妥当という基準はありません。
なので、僕は2~3か月、この先生は2年というだけかのかもしれません。
なぜ二年間も整体に通い続けたのか
この方、良くなったので当時のことや今どう思うかを時間があったので話してもらいました。
なぜ良くならないのに二年も通い続けたか。
- 友だちの紹介の手前、友だちへの忖度
- ネットの評判がよかったから
- 習慣化してしまっていた
- 依存していた
- 多少の希望があった
- 自分が優柔不断だった
- 一時的にいいときもあった
主な理由は上記のとおり。
マーケティングに引っかかったっぽい
たしかにこの女性が通っていた整体院のホームページを見てみると印象が良く、口コミの数と質も上々。
地域では検索上位に出てきますし悪い評判もありません。
ようは、マーケティングが上手な先生だったということです(^^)v
マーケティングの大切さを思い知りましたが、使いようだな、とも思いました。
この患者さんは二度とこの整体院には行きたくないと言ってましたから。
患者さんにしてみれば「治りもしないのにお金を取られた」という感想をお持ちです。
しかし、あまりにも長い間依存してしまったことを自分でも悔いているとも話してくれました。
悪用というと言葉が悪いかもしれませんが、マーケティングはうまいこと使うとお客さんに余分にお金を使ってもらえます。
※マーケティングの悪用はダメ絶対!
不要なお金を使ってもらうことより価値を届けることを考えましょう!
依存はダメ
薬や病院が信用できず、民間療法に依存する方は大勢います。
僕も民間療法の世界に身を置いているので、経営上はこういった方は強い味方なのですが、依存させるのはよくないと思います。
一時期試してみて、他にも選択肢がある可能性を先生側も示すべきですし患者さん側も意識すべきでしょう。
最終的にはこの方の場合、整体に否定的(前述の整体院限定だと思いますが)な印象を持ってしまいました。
よく聞くと、この整体院は頼んでも領収書を出してくれなかったようですし( ;∀;)
ちゃんとやろうよって感じです。
整体でも接骨院でも整骨院でもなんでもそうですが、一般社会のルールや患者さんの気持ちになって考えることなどの最低限ちゃんとやるべきことはちゃんとやらないといけませんよね。
普通にやればできることばかりだと思うんですけどね。できないのかな。
ね、ちゃんとやりましょうね。
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