いつも問診にめちゃめちゃ時間をかけています。
時間をかけて患者さんの本音を聞き出したら「ぶっちゃけ期待してない」とぶっちゃけられました。
さて、どうしようか。
腰痛二年生の若い患者さん
「一年以上腰痛が治らないんです。何軒病院や接骨院や整体に言ったか覚えてません。」
というご相談で来てくださった若い男性。
好青年という感じで話しやすい患者さんだったので初回からいろいろお話を聞かせてもらいました。
前回の記事で僕は30分以上問診するぞ!と書きましたが、この方の場合も30分以上お話させていただきました。
僕の場合、割と直球でいろいろなことを質問させてもらうのですが、最終的にこの方から聞き出せた内容に興奮しました。
「先生には申し訳ないけど本当はぶっちゃけ期待していない」
なるほど、興奮します。
わざわざ来てくれて、「期待していない」
最高です。
ぶっちゃけすぎです。
じゃあなんで来たんじゃ、と思いつつ、やっぱり興奮します。
僕が変態だから興奮しているのではありません。
試されているようで、今後の展開が楽しみで興奮しているのです。
おら、ワクワクすっぞ状態です。
治らなすぎて何にも期待できないという本音
でもこの方が言う「期待していない」には過去にどこに行っても対処できなかった、治らなかった、という諦めが彼に言わせていると考えると悲しくもあります。
一年以上全然変化がないのです。
そりゃ落ち込みます。
期待もなくなります。
でも来てくれた。
なんだかわからんけど来てくれた。
で、本音を話してくれた。
じゃあやるしかないじゃないの。
というわけで興奮した、ということでございます。
以前に苦手な症状は断っちゃおうぜ!という記事を書きましたが、この方の症状を見る限り対処できそうな症状だったので挑戦させていただくことにしました。
だからこそ頑張らせていただきます
「期待していない」
重い言葉ですよね。
でも「期待していない」と言いながら僕の接骨院を検索してわざわざ来てくださいました。
きっと「それでもなんとかしたい」と考えているので行動してくれたのだと思います。
まったく期待していなければ来てはくれません。
だったら持てる全ての力を注ぎこんで差し上げるしかありません。
絶対治すよなんて無責任なことは言えませんが、できるかぎり手を尽くしてなんとか力になりたいと思います。
本音を聞かせてくれたので力が入ります。
期待されてないけど頑張ります。
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