残薬問題なんかなくなるわけないよね、対策にも限界あるよねって話

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残薬問題は深刻です。でもごくごく普通にみんな残薬してます。なくなるわけねえな。

 

500億円も残薬で無駄遣いしてる日本

飲み残しや飲み忘れなどで薬が残る問題を残薬問題といいます(略しすぎ笑)。

でも笑ってる場合じゃなくって、日本の残薬は500億円にものぼると言いますから結構深刻な問題です。500億円無駄遣い、捨ててるっていうことですからね。もったいないですね。

処方が多すぎることが原因の一つにあげられていて、「多すぎて飲めねえよ」という高齢者の方々がたくさんいると考えられています。

そりゃそうですよね。高齢者ともなれば一日に複数錠飲むのは当たり前、みたいな感じが普通になってしまっていますからね。

 

残薬問題は忖度?患者の遠慮と医師のメンツ。対策できない領域。

ある日、患者さんと薬の話になったことがあります。80代の女性の方でした。

「医者が薬をすごくたくさん出す。でも私は医者の言う通りに飲まない。あんなに飲んだらおかしくなる。でも飲んでないけど『もう必要ない』とは言わない。下手なことを言うと医者がヘソを曲げる。飲んでるフリして黙ってる。」

さらに、

「もし病状が悪化して大きな病院に送られて入院にでもなってごらん。送られた先の医者が前にかかっていた医者がどんな薬を出していたか確認するだろ。そこで適切な薬を出していなかったことがわかったら元の医者のメンツが潰れちゃう。医者にも関係性があるから次にどこかに送るときに『適切な薬を出していたという実績』を作りたいんだよ。」

 

ばあさん、洞察がすげえよ。

あっぱれだよ。しかもその通りっぽいよ。忖度ってやつだな。十分考えられるね。

というかさ、そんなことが日本中で起こってるわけじゃん。残薬問題なくならないよね。

ムカつくよね、こういうので無駄遣いがまかり通ってるんなら。

なんとかなんないかな、残薬。対策してるようだけど患者と医師の心の持ちようってゆう面にまで切り込むのは大変そうです。

 

 

ちゃんと飲まないなら飲まないってドクターと話し合いで決めて欲しいですね。

今こそ節約ならぬ節薬です。

患者が望む最低限の処方にとどめ過剰な薬を減らすことを『節薬』という。僕が作った(今思いついた)言葉です。

言葉作って、浸透させて、薬を減らす意識を持ってもらうことから始めないといつまでも終わらないような気がします。

いいじゃん、いいこと言ったな。

よし、じゃ今日はこのへんで(^O^)/

 

 

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何年もかけてゆっくり保険中心の接骨院から自費施術中心の接骨院に移行した人です。 自費移行したい接骨院の先生を過去の自分だと思って応援してます。でも基本的に日々のことを書くので普通の人の雑記の日記です。
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